
ソトニ 警視庁公安部外事二課 シリーズ1 背乗り (講談社+α文庫)
竹内明
講談社 / 2015-10-20
この本について
仕事でも人間関係でも、「組織って、結局どこまで自分を守ってくれるんだろう」と立ち止まる瞬間があります。表向きの言葉と、裏で動いている力の差に気付くと、正解のない世界でどう立ち回ればいいのか分からなくなる。そんなモヤモヤに触れてくるのが、この公安×外交の物語でした。 読んでいて刺さるのは、派手なスパイアクションよりも、人の心と組織の論理がズレる瞬間の描写です。「組織は人の心を持ってない」「美しい言葉の裏には血と汚物がある」みたいな言葉が、妙に現実に近い。人を動かすのは正義じゃなくて、歴史や人脈や慣習だというセリフも、仕事で理屈が通らないときの息苦しさに重なるんですよね。主人公たちが、信じていた相手が裏切り者かもしれないと知りながら、それでも足を止めない感じも、現実で“全部分からないまま進むしかない”ときの感覚に近いです。 この本の面白さは、現実と地続きの「読み解けない世界」をそのまま差し出してくるところで、読んだあと何かが解決するというより、状況をどう見るかのピントが少し変わる感覚があります。特に、組織や他人を過度に信じないための距離感を探している人には、静かに効きます。 こんな人に刺さる:仕事で“正しさ”と“現実”の間でもやもやしがちな人。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの24%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要





