
人生の旅をゆく2 (幻冬舎文庫)
よしもとばなな
幻冬舎 / 2016-02-09
この本について
仕事でも私生活でも、ふと「なんでこんなに頑張ってるんだろう」とか、「このまま続けてて大丈夫なのかな」と立ち止まってしまうことがあります。私もよくあります。気分が重い朝が続くと、丁寧に生きたい気持ちと、もう全部投げ出したい気持ちが同時に出てきてしまうんですよね。 『人生の旅をゆく2』は、その迷いを無理に解決してくれるような本ではなくて、むしろ「人間ってそもそもそういうものだよ」と隣に座って話してくれるような温度があります。抜粋にも、逃げたい気持ちを抱えたまま生きていたり、底まで落ちてからやっと変われたり、そんな“どうしようもない人間らしさ”に光を当てる言葉がたくさんあります。意外な出来事に出会ったとき、自分がどう反応するか興味しんしんで見てみる、という視点の切り替えは、私自身もしんどい時にかなり助けられました。また、いやいややる義務は最低限でいい、気分を大事にするとうまく回りだす、という考え方は、現実的なのにどこか救いがあります。 どこかで「今の自分のままで大丈夫なのかな」と思っている人には特に刺さると思います。ばななさんの言葉って、決して甘やかしではないのに、読み終わると少しだけ肩の力が抜けて、明日の太陽をちゃんと待てるようになるんですよね。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの36%が集中しています。
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