
KISSジーン・シモンズのミー・インク
ジーン・シモンズ、大熊希美
日経BP / 2016-04-02
この本について
仕事でも副業でも、やりたいことがあっても一歩踏み出せないまま時間だけが流れていくこと、ありますよね。自分にはまだ資格がないとか、失敗したら笑われるとか、頭ではわかっていても気持ちが重いまま動けない時期が、僕にも長く続きました。 『KISSジーン・シモンズのミー・インク』は、その停滞を力づくで揺さぶってくる本です。「まずやれ」「失敗して当然」「資格は後からついてくる」という、分かりやすいけれど腹に落ちる言葉が続きます。ただの精神論ではなくて、相場を調べるとか、まず定職を手放すなとか、現実的な行動にまで落ちているのがこの本の良さだと思います。読んでいると、自分が勝手に作っていた限界を少しずつ壊せる感じがあります。 特に刺さったのは、成功している人でも最初は全部自分でやるところから始まっているという視点と、他人の顔色より自分の尊厳を先に置く姿勢です。努力や根性の話というより、「結局、動くやつが積み上がる」という淡々とした現実を突きつけてくれる。そこが逆に救いにもなります。 向いているのは、「今のままじゃ嫌だけど、何から変えればいいか分からない」人。大げさな励ましじゃなく、地に足のついた強さをくれる本でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの25%が集中しています。
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