
リーダー論【電子版限定写真4点つき】
高橋みなみ(AKB48)
講談社 / 2015-12-24
この本について
人をまとめる立場にいると、「どこまで踏み込んでいいんだろう」「声をかけたら最後まで向き合わないといけないよな…」みたいな迷いがつきまといます。表向きは普通にやれていても、内側では常に余裕がなくて、誰かへの注意ひとつ取っても正解が分からないまま動いていることが多いと思います。私もまさに同じで、そんな時にこの本の言葉がよく刺さりました。 たとえば、人にアドバイスするときに“選択肢をひとつ増やすだけ”という感覚。命令にも放任にもならず、相手の心のスペースを広げる関わり方って、実際の人間関係でかなり助けになるんですよね。また、注意が必要なときでも、一対一に踏み込む前にフォロー役を確保しておくとか、全体に向けて話すときはあえて「もしかして自分のことかも」と思わせる距離感を狙うとか、現場でしか出てこない判断の積み重ねがリアルでした。 そしてもう一つ大きかったのは、「任せることがリーダーの最後の仕事」という視点です。自分でやったほうが早い、でもそれでは未来を育てられない。これって会社でもプロジェクトでも同じで、分かってはいるのに実践が難しい部分だからこそ、著者の具体的な行動が腑に落ちました。 肩書きに関係なく、誰かと一緒に働く立場ならきっと刺さる本です。特に、人を支えたいけど踏み込み方が分からない人に届くと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第7章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの34%が集中しています。
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