
論破力 (朝日新書)
ひろゆき[西村博之]
株式会社朝日新聞出版 / 2018-10-12
この本について
仕事でも日常でも、相手と言い合いになってしまって「なんでこうなるんだろう…」と後から自分だけ疲れていることがけっこうあります。言い返したいわけじゃないのに、気づいたら議論の土俵に乗せられていたり、ムッとされたり、無駄な消耗が増えるあの感じです。 この本を読んで驚いたのは、「うまく説得できる人ほど、そもそも議論のステージに立たない」という視点でした。たとえば、相手の怒りに合わせて一度こちらも怒ってみせるとか、あえて弱みを見せることで相手の警戒心を下げるとか、思っていたよりも現実的で地に足のついたやり方が多いんです。数字や事実を淡々と添えるだけで相手の思考を止められる場面もあって、感情より構造を見るほうがラクなんだな、と気づかされました。 個人的に助かったのは、「相手に勝つ」ではなく「その場を終わらせる」という発想です。自分が傷つかずに抜ける方法を持っていると、会議でもクレーム対応でも、必要以上に力まなくて済みます。相手の思考パターンを理解しにいく姿勢も、実際のコミュニケーションではかなり効きます。 職場での会話に疲れやすい人、言い返せなかったあとにひとり反省会をしてしまう人には、けっこう刺さると思います。
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多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの15%が集中しています。
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