
山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた (講談社+α文庫)
山中伸弥 and 緑慎也
講談社 / 2016-05-19
この本について
仕事でも勉強でも、目の前の作業に追われているうちに「そもそも何のために頑張ってるんだっけ」と迷子になることがあって、僕もそこから抜け出せない時期が長くありました。勢いだけで働いても成果につながらないし、かといって立ち止まるのも怖い。そんなモヤモヤを抱えたまま、この本を読んだんです。 山中先生が語る「Vision と Work hard」という組み合わせは、聞けば当たり前なんですが、読み進めるうちに“当たり前をどう使うか”が少し変わってきます。短時間で効率よく動くための工夫を学生時代から積み上げてきた話や、焦りそうな時こそ慎重に進むほうが結果的に早いというエピソードは、自分の毎日の判断にも置き換えやすいんですよね。やみくもに頑張るのではなく、遠くを見ながら手を動かす感覚が掴めるというか。 研究の世界の話が多いんですが、読みやすくて、むしろ“迷っている人ほど”日常に持ち帰りやすい内容ばかりでした。高く飛ぶためには一度かがむ必要がある、というくだりも、つい結果を急いで空回りしがちな人にはしっくりくると思います。 目的を見失いがちな時期に、少しだけ歩き方を整えたい人に刺さる本です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの32%が集中しています。
読書の順序
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