
記憶力強化書―通勤、通学電車の中でもできる記憶術―
松本 幸夫
Pan Rolling Inc
この本について
仕事で覚えることが増えてくると、「頑張っているのにぜんぜん頭に残らないな…」みたいな日が続くことがあります。僕も通勤の電車で資料を読んでは、そのまま霧散していく感覚にうんざりしていました。気合いで長時間向き合うほど効率が落ちるのも分かっているのに、じゃあ何を変えればいいのかが曖昧なまま過ごしていたんですね。 この本が助かったのは、記憶って根性論じゃなくて“扱い方のクセ”みたいなものだと、具体的に示してくれたところです。たとえば十五分だけ集中して一旦休む、という区切り方。これだけでも、だらだら長時間向き合うより頭の残り方が変わるのを実感しました。また、道順や部屋の配置に紐づける連結法のように、脳の違う部位を刺激するやり方がいくつか用意されていて、単調に詰め込むより記憶が定着しやすい理由も腑に落ちます。さらに、成功した場面を映像として思い浮かべることが、脳にとっては実体験に近い働きをするという話もあって、覚える前の“心の準備”の重要さにも気づかされました。 大げさな魔法ではないけれど、現実的に「覚えられない日の負担」を減らしてくれる一冊です。日々のインプットがただ流れていくのを止めたい人に刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの27%が集中しています。
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