
常識として知っておきたい 正しい日本語の練習
朝日新聞校閲センター、前田安正
PHP研究所 / 2015-09-17
この本について
仕事で文章を書くたびに、「これ、日本語として変じゃないかな」とモヤッとすることがあります。読み返してみても自信が持てず、結局そのまま送ってしまう。あとで見返して「やっぱり気になる…」と落ち込む、そんなことを自分も何度も繰り返してきました。 この本を読んだ人が「国語に関する」という、ごくシンプルな部分を保存していたのを見て、きっと同じように“基本の言葉づかい”にこそ不安があるんだろうなと思いました。派手なテクニックではなく、日常的に使う表現をどう整えるか。本書はそこに丁寧に向き合ってくれます。たとえば、似た意味に見えて微妙に役割が違う語の境界を示してくれたり、うっかりやりがちな誤用の背景を説明してくれたり、言葉の選び方を判断するための「根拠」を手渡してくれたりします。読んでいると、自分の文章のどこでつまずいていたのかが自然と見えてきて、書く前の迷いが少し減る感覚がありました。 特に、“文章を整えたいけれど、そもそもの日本語の基礎に自信がない”という人には静かに効くと思います。気合いで文章力を上げようとするのではなく、日常でよく使う言葉の扱い方を一つずつ見直していく。その積み重ねが、意外と大きな差になるんだなと実感させてくれる一冊です。
読書インサイト
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