
心と脳の不調は副腎ケアで整える 「うつ」「認知症状」「発達障害」に効くホルモンのパワー (祥伝社黄金文庫)
本間良子
この本について
最近、なんとなく疲れやすかったり、気持ちの波が読めなかったり、集中力が急に落ちたりしませんか。病院に行くほどでもないけれど、日常のどこかがうまく噛み合わない感じ。僕自身、こういうモヤモヤを放置したまま走り続けてしまうことが多くて、その背景に「体の仕組み側からの視点」があると少し整理できるんだな、と気づかされた本があります。 『心と脳の不調は副腎ケアで整える』は、ストレスと体の反応を“副腎”という小さな臓器の働きから読み解いていく一冊です。いわゆる「副腎疲労」という考え方は議論もある分野ですが、読み物として、自分の生活習慣や思考パターンを見直すきっかけになる部分が多いです。例えば、朝起きられない日が続くときに、睡眠の質だけでなくコルチゾールのリズムに目を向けてみるとか、疲れているときほど依存的な行動を取りやすい理由をドーパミンから説明してくれたり、環境から入ってくる“負荷”を少しだけ減らす工夫を提案してくれたり。どれも明日から自分の生活を点検するヒントとして受け取れました。 特に、「まじめでがんばりすぎる人ほど不調に気づきにくい」という指摘は、自分にも思い当たるところがありました。体調のつまずきを“気合いの問題”で片づけがちな人には、ひとつ別の角度を見せてくれると思います。 がんばり癖がある人、なんとなく不調が続くけど理由がつかめない人に刺さる一冊です。
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