
コンビニコーヒーは、なぜ高級ホテルより美味いのか (ポプラ新書)
川島良彰
累計読者数3
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star総合評価 59/100
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この本について
コーヒーって好きなのに、なんとなく「自分は味の違いがよく分からない側の人間なんだろうな」と思ってしまうこと、ありませんか。家で淹れても味が安定しなかったり、専門店で飲む一杯の値段にモヤっとしたり、そもそも“おいしさの正体”がどこにあるのか分からないまま日々飲んでいる……。僕もずっとそんな感じでした。 この本は、いわゆる「コーヒーの教科書」よりもっと生活に近いところを刺してきます。たとえば、焙煎後の豆がまだ“生きている”という視点。ガスが抜けると香りも逃げるから、真空パックが必ずしも最適じゃないという話は、家での保存方法を見直すきっかけになりました。また、酸味が苦手だと思い込んでいたけれど、それが酸化した酸っぱさだったかもしれないと知ると、抽出後の扱いを変えようと思えるんですよね。さらに、産地や品種の混在、輸送の温度管理、ブレンド名のルールなど、普段私たちが見えていなかった“裏側”を知ることで、同じ一杯の価値の感じ方がまったく違ってきます。 読んでいるうちに、「おいしさはセンスではなく、環境と選び方で変わるんだな」と落ち着いて理解できて、家で淹れる一杯を丁寧に扱いたくなる。不思議とそんな気持ちに寄り添ってくれる本です。 自分のコーヒーの基準を一段アップさせたい人に、静かに響くと思います。
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