
コーヒー おいしさの方程式
田口 護 and 旦部 幸博
NHK出版 / 2014-01-18
この本について
家でコーヒーをいれていて、「なんで今日は酸っぱくなるんだろう」「店みたいな香りにならないな」とモヤッとすること、僕もずっとありました。豆の種類だと思っていたら、焙煎度や精製方法、水分量みたいな“目に見えない要素”で味が大きく変わることを、この本でようやく腹落ちしました。 たとえば、モカは酸味が特徴と言われるけれど、深く煎ればしっかり苦くなる。逆にマンデリンも浅く煎れば意外なほど酸味が立つ。こういう“焙煎度が味を決める”という視点を持つだけで、店で豆を選ぶときの迷いがだいぶ減りました。 また、湿式と乾式の違いが香りにどう現れるのかも、この本はかなり具体的に書いてくれます。フルーツ寄りの香りがほしいなら湿式、チョコやナッツの落ち着いた香りなら乾式。この区別を知っておくと、好みに近づけるスピードがぐっと上がります。さらに、鮮度の見極め方として「湯を注いだときにハンバーグみたいに膨らむか」という超実践的な話もあって、家で確かめるだけで効果がわかりやすいのもありがたいところです。 コーヒーを“感覚だけ”でやってきた人が、一歩だけ深いところに踏み込みたいときにちょうどいい本だと思います。自分で味を調整したい人、なぜか毎回ブレる理由を知りたい人には特に刺さります。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの19%が集中しています。
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