
簡素な生き方
シャルル・ヴァグネル、山本知子
講談社 / 2017-02-14
この本について
気づけば、必要なものより「欲しいもの」の方が頭の中を占めていたり、情報が多すぎて何を基準に動けばいいのか分からなくなったりしますよね。忙しくしているのに満たされない感じが続くとき、自分の軸がどこかに置き去りになっているのかもしれません。 『簡素な生き方』は、その軸をもう一度拾い上げるための本だと思っています。自由に生きたいならまず自分を整える必要があること。欲が膨らむほど満足が遠ざかる仕組み。目の前の些細なことを大事にしないと、人生そのものが複雑になるという事実。どれも厳しいけれど、現実的で、読んだあとに自分の行動をひとつ変えたくなる言葉ばかりでした。 特に、喜びは外側ではなく自分の内側にあるという指摘や、歴史や自然に助けを求めるという視点は、焦っているときほど忘れがちな感覚を思い出させてくれます。身の回りを減らすという話ではなく、「どう生きるか」を丁寧に引き戻してくれる本です。 いまの生活が少し重たい人、情報や欲求に引っ張られがちな人には静かに刺さると思います。自分の心の声をもう一段深いところで聞き直したいときに、そっと置いておける一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの26%が集中しています。
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