
この自伝・評伝がすごい!
成毛 眞
KADOKAWA / 2017-04-20
この本について
仕事でも人生でも、「自分の判断ってこれでいいのかな」と不安になることが増えました。正解のない場面で迷うたび、もっと広い視野があれば違う選択ができたんじゃないか…と後から思うことばかりです。そんなときに、この『この自伝・評伝がすごい!』を読むと、他人の人生を“安全に借りる”みたいな体験ができて、少しだけ判断の幅が広がります。 たとえば、綱吉の政治や安藤百福の執念の一年間は、努力の美談ではなく「背景が変わると発想も変わる」という現実を教えてくれます。ビル・ゲイツの面接の話も、奇問変問じゃなく「答えよりも過程を見る発想」がどう生まれているかが描かれていて、自分の思考の癖を振り返るきっかけになります。チャーチルが“政治家ではなく文筆家”として戦争に関わったという話も、肩書きと生き方が必ずしも一致しないことを静かに突きつけてきます。 一人の成功談を崇める本ではなく、いろんな分野の人たちが「何に賭け、何を捨てたか」を淡々と示してくれるので、読んでいると自分の判断軸が少しほぐれる感じがしました。歴史や偉人に特別な興味がなくても、迷いながら働いている人ほど刺さる気がします。 「答えが欲しいわけじゃないけど、視点は増やしたい」という人におすすめです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの25%が集中しています。
読書の順序
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