
駅格差 首都圏鉄道駅の知られざる通信簿 (SB新書)
首都圏鉄道路線研究会
SBクリエイティブ / 201705
累計読者数3
平均ハイライト数 5件/人
star総合評価 33/100
start序盤集中型
この本について
駅って毎日通るのに、結局ただの通過点としてしか見ていないな…とふと寂しくなることがあります。仕事に追われて移動するだけの生活だと、景色も人の流れも全部“背景”になってしまう。でも、同じ駅でも、歴史や成り立ちを知るだけで見え方がまったく変わることがあるんですよね。 この本は、そういう視点の転換を静かにくれる一冊でした。たとえば武蔵小山のアーケードが「東京一の長さ」を誇る理由とか、東京駅の赤レンガが深谷で作られていた話とか、上野駅が日本人建築家による設計だったこととか。一度知ると、その駅を通る時に思わず周りを見回してしまうような、小さな“ひっかかり”をくれるんです。大井町や新橋のように、同じ駅でも方向によってまったく風景が違う理由も触れられていて、普段の移動にも厚みが出てくる感じがします。 大げさな学びではなく、日々の移動にちょっとした余白を生むような本です。街歩きが好きな人はもちろん、いつもの通勤路に飽きてきた人にも向いています。僕自身、ただ急ぐだけの駅時間が少しだけ楽しみに変わりました。
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