
出口汪の「最強! 」の書く技術
出口汪
水王舎 / 2015-11
この本について
文章を書くたびに「なんか伝わらないな…」と感じること、けっこうありませんか。企画書でも、メールでも、SNSでも、頭の中ではわかっているつもりなのに、文字にすると急にぼんやりするあの感じ。自分の表現力がないのかと落ち込む日もあるけれど、実は“論理の使い方”を知らないだけだったりします。 出口汪さんの『「最強!」の書く技術』は、まさにその「論理の型」を扱っている本です。イコール、対立、因果という三つの関係をベースに文章を組み立てるだけで、読み手が迷わなくなる。そのうえで、主張は一つに絞り、具体例を使って説得力を持たせる。このあたりを本は丁寧に解きほぐしていて、「頭でわかってる」と思っていた部分が、実はできていなかったことに気づかされます。特に、書く前にそもそも内容が整理できているか、という指摘は耳が痛いけれど実用的でした。 面白いのは、文章力の正体を“センスではなく規則”として扱っているところ。読点の打ち方も、主語と述語の扱いも、論証の組み立ても、全部「こうすると読み手に伝わる」という理由がある。だから、再現性があるし、仕事の文章にもそのまま応用できるんですよね。 文章を書いていて「自分の考えをうまく言語化できない」と感じる人には刺さると思います。読みながら、自分がどこでつまずいていたのかがだんだん見えてきますし、書く前の頭の整理の仕方も変わっていきます。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第7章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの23%が集中しています。
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