
世界中のトップエリートが集う禅の教室 (角川ebook nf) (角川ebook nf)
川上全龍 and 石川 善樹
KADOKAWA / 2016-03-30
この本について
最近、感情に振り回されたり、人と話していて「なんでこんなに噛み合わないんだろう」と思うことが続いていました。相手の言い方にカッとなって、そのまま自分の考えも固まってしまう。頭では「もっと柔らかく受け止めたい」と思うのに、実際はまったくできない。そんな自分にちょっと疲れていました。 この本を読んで救われたのは、「苦しいのは、苦しいと思う認識の仕方をしているから」という視点でした。つい状況を“自分の物語”で解釈しがちだけれど、いったん主観を横に置くと、怒りや焦りが勝手に弱まる瞬間がある。これを読んでから、仕事中に胸の内がざわついたとき、まず姿勢と呼吸だけを整えるようにしています。数分でも、反応の仕方が落ち着くのを感じました。また、相手を「昔こういう人だったから」と決めつけるクセにも気づきやすくなって、会話のトーンが少しだけ変わった気がします。 禅とか瞑想と聞くと難しそうに感じますが、本書は“悟り”ではなく、日常の思考や人間関係の中で起きる揺れをどう扱うかに重心があります。最初は5分座るだけでいいという話も、現実的で助かりました。がんばろうではなく、「いま起きていることを、ただそのまま見るだけ」という姿勢が、自分にはちょうどよかったです。 忙しさの中で心が乱れがちな人、つい思い込みで人や状況を見てしまう人に、静かに効いてくる本だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
読書の順序
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