
タンパク質とアミノ酸 後編: 山本義徳業績集 3
山本義徳
この本について
トレーニングの前後に何を飲むか、どのタイミングで摂るのが正解なのか。毎日やっているはずなのに、いざ考えると「これで合ってるんだっけ…?」と手が止まることがあります。僕もずっとそんな感じで、気合いだけはあるのに、栄養戦略はいつも自己流のまま流されていました。 この本は、その曖昧さをほどよくほぐしてくれます。たとえば、BCAAは集中力やエネルギー面で効きやすいからトレーニング30分前。逆にグルタミンは前ではなく、トレーニング直後に摂る方が理にかなっている。さらにホエイは1時間前、EAAはトレーニング中…と、体内で何が起きているからそうなるのか、筋分解や免疫の動きまで含めて説明してくれるので、行動にそのまま落とし込めます。 面白いのは「とりあえず全部飲めばいい」にならないところで、むしろ限界値やオーバーラップも指摘してくれることです。BCAAを飲んだあとにEAAを重ねても合成が頭打ちになる可能性がある、という話はまさに自分の思い込みを崩してくれました。トレーニングしている時間以外の、起床直後や休息日の摂り方に触れているのもありがたいところです。 サプリの情報がネットで散らばりすぎて「結局どれを、いつ、なぜ摂るのか」が迷子になっている人にはかなり刺さると思います。自分の体を使った実験にもう少し根拠を持たせたい、そんな人にちょうどいい一冊です。
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多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。
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