
不安な個人、立ちすくむ国家 (文春e-book)
経産省若手プロジェクト
文藝春秋 / 2017-11-30
この本について
都会で暮らしていると、意味のないものに触れる時間って本当に減りましたよね。通勤ルートもオフィスも、ノイズがそぎ落とされていて、余白がないまま毎日が進んでいく。なんとなく息苦しさを覚えるのに、その理由がはっきり言語化できないまま過ごしてしまうこと、僕もよくあります。 『不安な個人、立ちすくむ国家』は、そのモヤモヤに輪郭を与えてくれる本でした。都市には「意味のないものが置かれない」という指摘は、読みながらドキッとしましたし、ノイズに弱くなった社会の感覚を、ここまで丁寧に描いている本はあまり見たことがありません。また、「選択できる主体」への懐疑や、共同体の再設計についての話も、ふだん当たり前だと思っていた前提がひっくり返されるようで、読み終わった後に少しだけ視界が広がります。特に、個人性を保ちながら属せる“ちょっと大きめの共同体”という提案は、実践のハードルも考えつつ、現実に落とせる感触がありました。 この本は、都会の生活に違和感がある人や、「今の自分の選択って本当に自分の意思なのか」とどこかで立ち止まってしまう人に、ゆっくり効いてくると思います。僕自身、とりあえず今日をどう生きるかを考えるときの土台が少しだけ整った気がしています。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの30%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要




