
ペンローズのねじれた四次元〈増補新版〉 時空はいかにして生まれたのか (ブルーバックス)
竹内薫
累計読者数3
平均ハイライト数 1.3件/人
star総合評価 26/100
boltライト読書型
この本について
ときどき、仕事でも日常でも「世界の仕組みって結局どうなってるんだろう」と気になりつつ、難しそうで深追いできないまま放置してしまうことがあります。特に時間とか次元とか、概念としては知っているのに、自分の中で腑に落ちないまま積み上がっていく感じがあると思います。 この本は、そういうモヤモヤに少しだけ風を通してくれる存在でした。四次元がなぜ特別なのかを、左巻きのニュートリノだとか、曲率が二つに分かれるだとか、一見難しそうな話を「こういう見方をすると世界が単純になるんだよ」という距離感で示してくれる。時間が輪になると何が破綻するのか、反復現象をどう捉えられるのか、宇宙を“容器”として見たときにどんな前提が揺らぐのか。自分の中の当たり前を軽くずらされる瞬間が何度かありました。 読み終えてすぐ役立つ知識というより、「自分は世界をこう理解していたつもりだけど、ほんとは別の見え方もあるんだな」と気づかせてくれるタイプの本です。専門書ほど重くなく、でも雑談で流すには惜しい密度があるので、世界の仕組みにほんの少しひっかかりを持っている人に刺さると思います。
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