
日本株を動かす外国人投資家の儲け方と発想法 No.1ストラテジストが教える
菊地正俊
日本実業出版社 / 2017-12-10
この本について
株を触っていると、「なんで日本株ってこんなに動きが重いんだろう…」とか、「指標も決算も見てるのに、肝心なところがつかめないまま振り回されている気がする」という瞬間がけっこうあります。自分もずっとそのモヤモヤを抱えたまま売買していて、どこか“見えていない前提”があるんじゃないかと思っていました。 この本が効いたのは、まさにその前提をひっくり返してくれたところです。抜粋にも多いですが、外国人投資家がどれだけ日本市場を動かしているのか、数字がえぐいほど具体的に出てきます。東証の売買の6~7割を占める構造や、SWF・巨大運用会社の動き、コバンザメ投資がなぜ機能するのか。こういう“裏で市場を動かしている人たち”の視点を知るだけで、日々の値動きに対する見え方が一段変わりました。たとえば、円安や自社株買いのニュースをただ受け取るのではなく、「誰がどう受け止めて動くのか」という読み替えが自然にできるようになります。 この本は、テクニック本というより、投資で自分の視界が狭くなっているな…と感じている人の視野をちょっとだけ広げてくれる一冊です。特に、「日本株の動きが腑に落ちないまま取引している人」には刺さると思います。自分と同じように迷っている人ほど、数字の裏側にある動きを拾いやすい内容です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第9章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの23%が集中しています。
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