
若い読者のための経済学史 【イェール大学出版局 リトル・ヒストリー】
ナイアル・キシテイニー and 月沢 李歌子
すばる舎 / 2018-02
この本について
仕事でも生活でも、判断のたびに「これって本当に社会全体にとっても良いことなのか?」と自問してしまう瞬間ってありますよね。利益を追うのは普通のことなのに、どこか引っかかる。自分の行動がどんな仕組みの上に乗っているのか、そもそもよく分からないまま動いているから生まれるモヤモヤなんだと思います。 『若い読者のための経済学史』は、その引っかかりに静かに輪郭を与えてくれました。パン屋がどうしてパンを焼き、王がなぜ黄金を欲しがり、農民がどう搾り取られたのか。壮大な話に見えて、実は「個人の選択がどう社会につながるか」という、今の自分にも直結するテーマばかりです。貨幣の価値が単なる合意から生まれていることや、富の定義が時代によってまったく違っていたことを知ると、目の前の問題を別角度から見られるようになります。 特に、誰をどれだけ課税するのかという悩ましさや、スミスが見えざる手を語った背景を知ると、今の政策議論も「そういう歴史の上にあるのか」と腑に落ちる感覚がありました。世界の複雑さに疲れてきたとき、いったん根っこに戻してくれる本です。 自分の判断が社会とどうつながっているのかを確かめたい人に刺さる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの26%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要




