
世界一幸せな子どもに親がしていること
リナ・マエ・アコスタ, ミッシェル・ハッチソン, and 吉見・ホフストラ・真紀子
日経BP / 2018-01-19
この本について
子どもの将来を思うほど、「これをやらせた方がいいのかな」「私の関わり方は正しいのか」と迷うことが増えますよね。特に周りの家庭と比べてしまうと、自分だけ頑張りきれていないような感覚になることもあると思います。僕自身、親の期待に応えようとして育った記憶があるせいか、”ちゃんとした育て方”を探してしまう癖があります。 この本が少し落ち着かせてくれたのは、オランダの親たちが「早さや成果より、子どもが自分で進む準備ができているか」を丁寧に見ている姿でした。保育園は勉強の先取りではなく、人と関わる練習の場として捉え、家では家族で穏やかに過ごす時間を大事にする。自由に遊ばせるけれど、危険の説明はしっかりする。そんな“ゆるさ”と“線引き”のバランスがとても現実的なんです。 もうひとつ印象に残るのは、親が子どもと対等な関係を築こうとしている点です。必要以上に口出ししないけれど、困っているときはサポートする。失敗すれば自分のおこづかいで修理代を払うといった、小さな責任を持たせる。決して放任ではなく、信頼を前提にした距離感があるんですよね。 「育児の“正解探し”に少し疲れた人」に、静かに効く本だと思います。バリバリの教育論ではなく、日常の中でじわっと視点が変わるタイプの一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの16%が集中しています。
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