
体系的に学ぶデジタルカメラのしくみ 第4版
神崎洋治、西井美鷹
日経BP / 2017-12-08
この本について
写真を撮っていて、「なんで自分の思った通りに写らないんだろう」と悩むことってありませんか。ファインダー越しには良さそうなのに、出来上がった写真を見ると色や明るさが違ったり、ピントが甘かったり、そもそも構図が微妙にズレていたり。道具としてのカメラのしくみをちゃんと理解していないと、こういう小さな違和感がずっと残り続けるんですよね。 この本は、そういう“なんとなくの違和感”をほどいてくれる一冊でした。たとえば、光学ファインダーと電子ファインダーが何を見せているのか、その裏でミラーやプリズムがどう動いているのかが分かると、構図のズレや暗所での苦手さの理由が腑に落ちます。撮像素子のサイズと画素数の関係も丁寧で、「高画素の方が画質がいいはず」という思い込みが、実は状況次第だと知れるのも大きな発見でした。さらに、ミラーレスがなぜピント合わせに強いのか、逆に一眼レフがなぜあの“バシャッ”という振動を避けられないのかまで、目の前のカメラの癖が具体的に理解できるのがありがたいところです。 撮影技術というより、「そもそもカメラってどう光を処理してるの?」という仕組みから整理したい人には特に刺さると思います。僕自身、道具への理解が一段深くなっただけで写真のミスが減ったので、迷っている方にはわりと現実的に効く一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの36%が集中しています。
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