
つらい不調が続いたら慢性上咽頭炎を治しなさい―――鼻の奥が万病のもと!退治する7つの方法
堀田修
この本について
なんとなく体が重い日が続くのに、検査では「異常なし」。鼻水でも風邪でもなさそうなのに、頭痛や肩こりだけは居座りつづける。この手のモヤモヤって、放っておくと「自分の気のせいなのかな」と思えてきてしまうんですよね。僕も同じ状態でしばらく悩んでいました。 この本が面白いのは、「慢性上咽頭炎」というあまり注目されない場所に、あのしつこい不調の原因が潜んでいるかもしれないと教えてくれるところです。後鼻漏の正体をリンパのうっ滞という視点で説明してくれたり、上咽頭の炎症が迷走神経を刺激して全身症状につながる仕組みを丁寧に追っていってくれたりと、自分の体の中で何が起きているのかを“理解できる形”で示してくれます。頭痛や肩こりの背景に、炎症の放散というメカニズムがあるという話も、日々の違和感と結びつきやすくて腑に落ちました。 もちろん、ここに書かれている方法が万人に効くとは限りませんし、医療行為に関わる部分は専門家と相談しながらになります。でも、自分の不調を「気合いの問題」にしなくていいんだと気づけるだけでも、この本の価値は大きいと思いました。 長引く不調に説明がつかず、なんとなく日常がしんどいまま進んでいる人に刺さる一冊です。
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