
アクセンチュア流 生産性を高める「働き方改革」 自社のカルチャーを変革し続けるリーダーシップ×フレームワーク
江川昌史
日本実業出版社 / 2017-09-10
この本について
仕事の進め方を変えたいのに、結局「自分が無理をすれば回る」で止まってしまうことってありますよね。チームに相談したくても、文化や空気感が変わらないままだと、結局いつもの働き方に引き戻される。自分もよくそこで行き詰まっていました。 この本が面白いのは、「生産性を上げよう」という表向きの話の裏で、実際に現場がつまずく“理由”にかなり踏み込んでくれているところです。労働時間を短縮したら質が落ちると思ってしまう心理や、厳しく育てるのが正しいと信じてきたマネジメントのクセ、アウトプットを示せないままプレッシャーだけが走る現場の空気。それらを「根性論で何とかしよう」とは言わず、データや仕組み、そして文化の積み重ねで変えていくプロセスが具体的に語られています。 読んでいて特に刺さったのは、少しの工夫で徹夜が消えるような改善を「横展開できる」と評価する姿勢や、安心して失敗できる空気をどうつくるかという視点、そして“心の豊かさ”を組織の前提に据えている点です。生産性の話なのに、結局は人への思いやりや余白がないと続かないよな、と腹落ちしました。 チームの雰囲気を変えたいのに、自分ひとりでは限界を感じている人に刺さる本だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの29%が集中しています。
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