
東大生が書いた 問題を解く力を鍛えるケース問題ノート―50の厳選フレームワークで、どんな難問もスッキリ「地図化」! 「東大生が書いたノート」シリーズ
東大ケーススタディ研究会
東洋経済新報社 / 2010-09
この本について
仕事でも日常でも、やっかいなのは「そもそも何から考えればいいのか分からない」という瞬間ですよね。アイデアを出す前に迷子になったり、分析を始めても視点が散らかったり。自分もそこを行ったり来たりしていて、結局“地図”みたいなものが頭にないことが原因なんだよな…と気づいたとき、この本がけっこうしっくりきました。 面白いのは、年齢や職業といったテンプレの軸ではなく、目的に応じて軸そのものを作り変えていく考え方が徹底されているところです。例えばマラソン経験×運動習慣でターゲットを切るように、問題ごとに「後の分析に使える軸」を選び直す発想。さらに、Volume×Potentialでインパクトを見積もるやり方や、最初に前提を丁寧に固めるステップなど、抽象論ではなく“どう動くか”に具体性があります。ケース面接向けの本ではあるものの、日常の思考整理にもそのまま流用できるのがありがたいところです。 結局、正解よりも「どう分解し、どこをボトルネックと見立てるか」というプロセスが大事で、その技術は場数を踏むと確実に伸びるんだなと感じます。この本はその型を、納得しながら手を動かせる形で教えてくれます。とくに、考えるたびに話が散らかる人や、気づけば“アイデア大会”から抜け出せない人には、かなり相性がいいと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの41%が集中しています。
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