
無(最高の状態)
鈴木祐
クロスメディア・パブリッシング(インプレス) / 2021-07-16
この本について
仕事でちょっと注意されたときや、寝る前にふと「また同じことで悩んでるな…」と落ち込むことがあります。実際の出来事よりも、そのあとに自分で勝手にふくらませた「二の矢、三の矢」でしんどくなる感じ、僕もずっと抜けられませんでした。 この本が面白いのは、自己を“ひとつの実体”として扱わず、状況ごとに生成される機能の集合として見るところです。そう捉えると、落ち込んでいるときの「私」と、うまく回っているときの「私」は別物で、そこに一貫した人格を探そうとするから苦しくなるんだな、と妙に腑に落ちました。ピダハン族の話も印象的で、痛みは痛みとして受け止めつつ、余計な未来予想を足さない姿勢が、自分の思考の暴走を止めるヒントになりました。 読みながら、悩み自体が消えるわけじゃないけれど、「あ、いま二の矢を自分に刺してるな」と少し距離を取れる瞬間が増えます。完璧を目指すより、まず“降伏”してみるという感覚も、焦りが強いときほど助けになります。どこかで「本当の自分」を探し続けて疲れてしまった人には特に刺さると思います。 自分の物語に巻き込まれすぎていると感じるとき、小さな視点のズレをくれる本でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの19%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本の読者はこんな本も読んでいます
読者のジャンル傾向
この本の読者が他に読んでいるジャンルの割合
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要









