
ラマナ・マハルシとの対話 第一巻
ムナガーラ・ヴェンカタラーマイア, 福間巌, and 福間巖
ナチュラルスピリット / 2012-12-01
この本について
最近、先のことを考えすぎて頭がずっとざわついている人、多い気がします。やらなきゃいけないこともあるのに、思考ばかりが空回りして、気づけば「今ここ」にまったくいない感じ。僕もよくその沼にはまります。そんなとき、この本の抜粋に触れると、思考を止めようとするんじゃなくて、「そもそも考えている自分って何だ?」という、まったく別の角度に連れ戻されるんですよね。 たとえば「対象を見るには見る者が必要」という話は、焦りや不安に飲まれているときに、その渦の中心に自分がいるような気がしていた感覚を、ふっと外側から見直させてくれます。「私は誰か?」という問いも、自己分析というより、思考の源に一瞬だけ立ち返るような静けさをくれる。悩みを解決するというより、悩みを抱えている“主体”そのものが少し変わる感じです。 さらに、「眠りは一時的な死」という視点に触れると、死や別れへの過剰な恐れがいったん緩むというか、感情の波にまきこまれすぎていた自分をゆっくり地上に戻してくれるようなところがあります。快苦を見分けて、幸福を生む方向にだけ静かに献身していくという話も、日々の選択にそのまま使える現実的な指針でした。 頭の中のノイズをなんとかしたいけれど、即効性のある答えよりも、もう少し根っこのところを整えたい人に刺さる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの88%が集中しています。
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