
いちばんやさしい瞑想入門
宝彩 有菜
この本について
最近、頭がずっとざわざわしていて、仕事のことや人間関係のことを一度考え始めると止まらない…そんな状態が続くことがあります。休んだつもりでも休まっていない感じで、気づけば一日中「もっとちゃんとしなきゃ」と自分を追い立ててしまう。僕もよくこのループに入り込みます。 この本が面白いのは、「静かに座って無になる」みたいな遠い世界の話ではなく、思考が暴走しやすい理由を具体的にほどいてくれるところです。例えば、胸ではなく腹で呼吸するためのステップや、雑念に飲み込まれたときの戻り方は、試すとその場で「あ、本当に頭が静かになるんだ」と実感しやすい。お風呂でわざと手の動きを半分のスピードにする方法も、日常の延長でできるわりに、意識がゆっくり落ち着いていく感覚がちゃんとあります。 さらに、欲や執着の種類を細かく分類してくれているのも、個人的に救われたところでした。自分が「もっと得たい」のタイプなのか、「比べたい」に振れるタイプなのかがわかるだけで、悩みの根っこが少し見えるんですよね。無理に手放そうと気負う必要はなくて、「そうか、今そういう方向に傾いてるのか」と分かるだけで余計な緊張がほどけました。 日常のモヤモヤが頭の中で増幅されがちな人、休んでも休んだ気がしない人には特にしっくり来ると思います。僕と同じように「考えすぎのクセがしんどい」と感じているなら、一度ゆっくり読んでみると合うかもしれません。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの21%が集中しています。
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