
ブランド人になれ! 会社の奴隷解放宣言 (NewsPicks Book)
田端信太郎
幻冬舎 / 2018-07-05
この本について
仕事をしていると、「このまま社内だけで評価されても、何が残るんだろう」とモヤっとする瞬間があります。頑張っているつもりなのに、自分の名前がどこにも届いていない感じ。失敗も怖いし、恥をかくくらいなら静かにやり過ごしたほうがいい……そう思って動けなくなることもあります。 この本は、そんな“うっすらとした閉塞感”に風穴を開けてくれます。印象的なのは、会社員こそ一番ギャンブルできるという視点。会社のリスクで、自分の名前を外に出す挑戦ができる。失敗しても翌日また出社できるのだから、勝ち筋が見えるところには顔を出して、バットを振り続ければいいという考え方は、個人の行動に現実的な説得力があります。さらに、「下手でも見られながら育つほうが強い」という指摘も、完璧主義で踏み出せない人には刺さります。恥をかくプロセスごと、自分の物語になるという感覚は、妙に肩の力を抜いてくれるんですよね。 根底には、“他者と向き合う姿勢を捨てないこと”というシンプルな軸があります。データより現場、人にどう喜んでもらえるかを考え続ける姿勢は、ブランド人という言葉を使わなくても、仕事の手触りを変えてくれるものだと思います。 「このまま無名のまま終わるのは嫌だけど、無理な自己演出もしたくない」という人にちょうどいい一冊です。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの15%が集中しています。
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