
人材マネジメントの壺 テーマ7.組織開発: 人間を見ろ (壺中天)
坪谷邦生、荒井理江
この本について
チームづくりや組織の空気をなんとかしたいのに、「結局どこから手をつければいいんだろう…」と立ち止まることがよくあります。メンバーにもっと主体的に動いてほしいとか、部署間で噛み合わないとか、そもそもミッションってどこまで本気で扱うべきなのか…と考え始めると、正解のない迷路に入ってしまう感じがします。 この本が少し効くのは、組織開発を“きれいなスローガン”ではなく、人と人のあいだで起きている現実のプロセスとして扱っているところです。たとえば「主体性は裁量の量で磨かれる」という話は、メンバーが動かないときに「意識の問題」で片づけず、判断の機会をどれだけ渡せているかを見直すきっかけになります。また、活性化した組織を“カオス”と表現しているのも印象的で、変化に対応するためには過去の成功体験を一度手放す必要がある、と腹を括らせてくれます。さらに、ミッションは変えず、戦略は変えるという線引きも、議論が迷走しがちな職場でどこを支点に考えるべきかを整理してくれます。 「人が動く組織って結局何を大事にしているのか」を落ち着いて確認したい人に刺さる本です。組織の理想像よりも、まず目の前のメンバーやチームで起きていることを丁寧に見たいときに、ちょうどいい一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの38%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt
JTのM&A 日本企業が世界企業に飛躍する教科書
新貝 康司

DREAM WORKPLACE(ドリーム・ワークプレイス) ― だれもが「最高の自分」になれる組織をつくる
ロブ・ゴーフィー, ガレス・ジョーンズ, and 森由美子

組織X――「エンゲージメント」日本一3連覇企業が語る、24のメソッド×事例
宮本 茂、白木 俊行

人間心理を徹底的に考え抜いた 「強い会社」に変わる仕組み リクルートで学び、ユニクロ、ソフトバンクで実践した「人が自ら動く組織戦略」
松岡保昌

ドラッカー教授 組織づくりの原理原則
佐藤 等、清水祥行
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要

