
うまくいったやり方から捨てなさい
椎原 崇
サンマーク出版 / 2018-08-27
この本について
最近、「なんとなく今のやり方に違和感があるけど、代わりが思いつかない」という相談をよくもらいます。うまくやってきたはずなのに、気づくと惰性で続けていたり、周りの期待に合わせすぎて自分の感覚がどこかに行方不明になっていたり。無理していないつもりでも、どこかで息が浅くなる感じ、僕にもよくあります。 この本は、そんな“行き詰まりの正体”を静かにほぐしてくれる一冊でした。刺さるのは、「もったいない」と反応してしまうものほど、実は今の自分には必要ないかもしれないという視点や、「怖いはGO」というシンプルな指針。さらに、誰かの期待に応えようとすると途端に自分を見失うという指摘は、心当たりがありすぎて、読んだ瞬間に苦笑いしました。どれも抽象論ではなく、日常の小さな判断や行動レベルで「確かにそうだな」と思える具体さがあります。 特に、新しいステージに移るときほど、これまでうまくいったやり方が足かせになるという話は、変化を避けがちな人ほど響くはずです。自分の“子どもの部分”にもっと任せていい、と言われると気が抜けるようで、それでいて妙に納得できる。無理に前向きにならなくても、勝手に心が少し動き出すような本です。 今の働き方や関係性に疲れつつ、「このままじゃない気がする」と感じている人にこそ、静かに効くと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
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