
小さなダイエットの習慣
スティーヴン・ガイズ and 田口 未和
この本について
食べすぎた日の帰り道に「またやってしまったな…」と落ち込んだり、つき合いの席で断れなくて後悔したり。頭ではわかっているのに、うまく選べないことってありますよね。僕もずっとそのくり返しでした。 この本は「強くなる」ためのノウハウというより、そもそも何に振り回されていたのかを静かに教えてくれます。たとえば、食べ物を恐れているときほど選択肢が狭くなること。罪悪感よりも恥を抱えたときのほうが、むしろ同じ行動をくり返しやすくなること。そして、「できない」ではなく「しない」と言えるようになると、意志というより“自分の立場”が変わっていくこと。どれも小さな話に見えるのに、日常にそのまま落とし込めるんです。 印象的だったのは、無理に我慢するよりも「おいしくて代わりになるもの」を見つけるという視点でした。マンゴーや冷凍バナナの例は少し笑ってしまいましたが、実際の行動はこういう“置き換え”のほうが続くんですよね。つき合いの席でも、「ダイエットだから」ではなく「今日は欲しくない」と言えるかどうかで、場の空気も自分の気持ちも変わります。 義務感で自分を締めつけるより、「自分で選んだ」と思える形で暮らしたい人に合う本だと思います。僕と同じように、がんばっているはずなのに空回りしがちな人ほど、静かに効いてくる一冊です。
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多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
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