
無理なくやせる“脳科学ダイエット”
久賀谷亮
主婦の友社 / 2018-08-01
この本について
気づいたらお菓子の袋が空いていたり、忙しい日のランチを数分で飲み込んで終わらせてしまったり。「何を食べるか」ばかり気にしているのに、行動はいつも同じ……。そんな自分にモヤモヤすること、けっこうあると思います。僕もそこから抜け出せず、気合いでどうにかしようとして余計に疲れるタイプでした。 この本を読んで少し視点が変わったのは、「食べすぎは意志の弱さじゃなく、脳が学習したクセ」という指摘でした。食べるスピードや、ストレスを感じたときについ甘いものに手が伸びる流れも、全部“習慣”として脳に刻まれている。だから、無理に抑え込むよりも、まずは「どう食べているか」に注意を向けることのほうが先なんだと腑に落ちました。たとえば、呼吸を意識しながら食べたり、満腹感が出る前の身体の変化に気づいたりするだけで、衝動の波が弱まる瞬間があるんですよね。 もう一つ響いたのは、「欲求は乗りこなせる」という感覚です。永遠に続く衝動はなくて、ちゃんとピークを越える。そこを観察できるようになると、食べたい気持ちと戦うんじゃなく、付き合えるようになる。これは食事日記をつけて、自分の食べ方のクセを言語化していく過程で少しずつわかってきました。 根性論に限界を感じている人、食べすぎの背景にある“思考の流れ”を見直してみたい人にとっては、静かに効いてくる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの23%が集中しています。
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