
医者が教えるダイエット 最強の教科書――20万人を診てわかった医学的に正しいやせ方
牧田 善二
ダイヤモンド社 / 2021-06-15
この本について
食事を気にしているつもりなのに、なんとなく体重が増えたり、夜に炭水化物を欲してしまったり。自分の意志が弱いだけなのか、と落ち込むことってありますよね。僕もずっとそのタイプで、仕事で疲れた夜ほど「まあいいか」で済ませてしまっていました。 この本を読んで少し視点が変わったのは、「太りやすさには理由がある」という、ごく当たり前だけど見落としがちな点でした。例えば、夕食後はエネルギーを使わないから糖質が脂肪になりやすいことや、ちょっとしたイライラが“脳の指令”によって起こる糖質欲求だという話。自分の意思ではなく仕組みの問題だと知るだけで、変な自己嫌悪が減りました。また、食後すぐのスクワットが血糖値を抑えるとか、お菓子よりナッツを置いておく方が続くとか、行動を変えるとどう効果が出るかが具体的に書かれているので、試して結果を見るだけでいいのも気が楽でした。 糖質を一度しっかり抑えてみる期間が必要だ、という考え方もリアルでした。完全に欲求が落ち着いてくるまでの時間を知っておくと、「今日も乗り切れた」と感じられる日が増えますし、停滞期がむしろ順調のサインだと知れたのも救われたポイントです。劇的な変化じゃなくても、観察しながら少しずつ調整していけばいいと思えました。 自分の食習慣をどうにかしたいけれど、根性論にはついていけない人。そんな人には特に刺さる本だと思います。
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