
“普通の人”だから勝てる エナフン流株式投資術
奥山 月仁
日経BP / 2018-10-18
この本について
株をやっていると、「結局どこを見ればいいのか」がブレて、気付けば短期の値動きばかり追っていた…みたいなこと、けっこうありませんか。僕もそうで、暴落のニュースに怯えた直後に株価がスルッと上がっていくのを何度も見送ってきました。 この本が面白いのは、投資を“すごい人の技”としてではなく、「普通の人ならではの視点」をちゃんと武器にしようとしているところです。たとえば、日常生活で自分がよく使うサービスから企業を調べていく姿勢とか、数カ月~3年先くらいの“ざっくりした未来”を受け入れる考え方とか、投資家としての視野を無理なく広げてくれるんですよね。 個人的に響いたのは、業績が横ばいのまま下がった株は戻りが遅い、という現実的な話です。割安さだけで飛びついて失敗した自分には、かなりグサッときました。 また、成長が続く仕組みがあるかどうか、季節性の強い企業なら四半期ごとのリズムで見るべき、みたいな“具体的な見方”が多いのも助かります。気合いやメンタル論ではなく、ちゃんと手を動かすための視点が増える感じです。 「普通の投資家だけど、もっと“根拠ある判断”に近づきたい」と思っている人には、とくに刺さるはずです。 僕自身、一緒に迷いながら読んだ一冊でした。
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多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
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