
子どもの未来が輝く「EQ力」
浦谷 裕樹
President Inc / 2018-10-22
この本について
子どもの成長を見ていると、「このままで大丈夫なんだろうか」とふと心がざわつく瞬間があると思います。やる気が続かなかったり、ちょっとしたことで落ち込んだり、友だちとの関わりで悩んだり。何かしてあげたい気持ちはあるのに、親として“正しい手助け”が分からないまま時間だけが過ぎる…僕もずっと同じところで悩んでいました。 この本が良かったのは、子どもの能力を“点数”で測らず、もっと日常の小さなところに目を向けていく視点をくれたところです。「自己肯定感・やる気・共感・自制心・やり抜く力」という5つの土台は、どれも特別な才能ではなく、家庭のやり取りの中でじわじわ育つものだと分かります。たとえば、うまくいかなかった日の声かけを少し変えるだけで、子どもが「途中であきらめてしまう」パターンから抜け出せたり、誰かに応援される経験が自分を信じる感覚につながったり。成功体験そのものより、周りへの感謝を自然に言えるかどうかが長い目で見て効いてくる、という話も現実的で腑に落ちました。 「完璧な親になれなくていいけど、子どもの伸びる芽はきちんと見つけてあげたい」という人にはとても合うと思います。劇的に何かが変わるというより、親子の毎日に少しずつ“いい流れ”を増やしていくための本という位置づけです。子育ての正解を探すのではなく、一緒に試行錯誤していくための材料がほしい人に向いています。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの67%が集中しています。
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