
セルフドリブン・チャイルド
ウィリアム・スティクスラッド、ネッド・ジョンソン、依田卓巳
この本について
子どものやる気や不安に向き合っていると、「どこまで手を出すべきなのか」「放っておくのも違うし、管理しすぎても違う…」みたいな宙ぶらりんの感覚が続きませんか。僕もずっとその間で揺れてきたのですが、この本はそのモヤモヤに少しだけ風通しをつくってくれました。 読んでみて強く感じたのは、子どもの成長は“親がコントロールする力”より、“子ども自身のコントロール感”が土台になるということでした。運動や遊びが脳の働きを整えたり、努力のプロセスを認める声かけがモチベーションを育てたり、どれも派手ではないけれど、日常で手が届く工夫ばかりです。そして、親が不安なままだと子どもの不安も増幅するという指摘は、耳が痛いけれど大事な視点でした。子どもを変える前に、まず自分のスピードを落とすことが実は大きな一歩になるのだと腑に落ちました。 「子どもの自主性を尊重したいけれど、どう支えればいいのか分からない」という人にとくに刺さる本です。頑張り方を増やすのではなく、親子それぞれが自分のハンドルを取り戻す感じに近いかもしれません。一本の正解を示す本ではないけれど、日々の関わりに迷っている人には静かに効いてきます。
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多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの32%が集中しています。
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