
「偏差値29→東大薬学部」「開成→東大医学部」の夫婦が教える受かる技術
杉山 奈津子、タケ氏
この本について
受験の勉強って、「やっているつもりなのに伸びていない感じ」が一番つらいですよね。机には向かっているのに、どこを直せばいいのか分からないまま時間だけが過ぎていく。自分もあの手応えのなさに何度も悩みました。 この本は、そのモヤモヤにかなり具体的に手を突っこんでくるタイプです。たとえば、覚えた“つもり”をなくすための色分けの仕組みとか、カードをA・B・Cに分けていくやり方とか、「復習をどう回すと記憶が残るのか」を行動レベルで示してくれるんです。精神論ではなく、「じゃあ明日どう勉強するか」の形まで落ちているのがありがたいところでした。 もうひとつ刺さったのは、国語や英語のような“センス”に見えがちな科目を、語彙や解き方のルールに分解していく視点です。伸び悩むと「自分は向いていないのかも」と思いがちですが、必要な部品を一つずつ積むとちゃんと形になる、というのが体感としてイメージしやすく書かれています。また、親の関わり方やスケジュール管理の話など、生活そのものをどう整えるかまで触れているので、自分の毎日の動きを見直すきっかけにもなりました。 勉強に時間をかけているのに手応えが薄い人、方法を言語化して整理したい人には特に向いています。派手さはないけれど、「ああ、こういう小さな積み重ねが結局いちばん効くんだよな」と静かに腑に落ちる一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの33%が集中しています。
読書の順序
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