
ものがたりのあるものづくり ファクトリエが起こす「服」革命
山田敏夫
日経BP / 2018-11-09
この本について
服を買うときに「これって誰が作ってるんだろう」とか、「安いのは助かるけど、なんだか気持ちがざわつくな」と思う瞬間、ありますよね。僕も同じで、消費の裏側を知れば知るほど、選ぶ基準が揺れてしまうことがあります。とはいえ、完璧な選択なんてできないし、ただ迷うだけで終わる日も多い。そんな時に、この本は少し視界をひらいてくれました。 印象的だったのは、著者が「行動しないリスク」まできちんと言葉にしていたことです。やってみて失敗する怖さより、何もせずに世界が少しずつ悪くなることの方が、実は大きな痛手なんじゃないか、と。工場の人たちと真正面から向き合い、「自分の夢に仲間になってもらう」という姿勢も、気持ちの置き方としてすごく現実的でした。それと、服づくりの現場を知るにつれて、消費が単なる買い物ではなく“応援”にもなるという視点は、僕の普段の選び方にも静かに影響しています。 この本は、派手な成功論ではなく、迷いながら進んでいく人の話です。だからこそ、仕事でも日常でも「自分で決めて動くしかないよな」と感じている人には、特に刺さると思います。服の話に興味がなくても、行動の基準や仲間との関わり方にモヤモヤしているなら、きっと何かしら持ち帰れるはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
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