
アパレル・サバイバル (日本経済新聞出版)
齊藤孝浩
この本について
服を買うときって、値段やトレンドより前に「本当にこれでいいのか」が頭の中で渋滞しませんか。オンラインは便利になったはずなのに、在庫の裏側や値付けの仕組みが見えないぶん、余計に判断しづらくなることもあります。店側の都合でつくられた“売り場の空気”に飲まれて、自分の選択軸がよくわからなくなる感覚、僕もずっとあります。 この本は、そのモヤモヤを「業界の構造を知ること」でほどいてくれました。例えば、なぜ一部のチェーンは安さを維持できるのか、なぜ似たような商品でも在庫の捌き方で利益が吹き飛ぶのか、そして企業ごとに“顧客のストレスをどう減らすか”が全く違う思想で動いていること。ZOZOやメルカリの位置づけ、ZARAとオンライン専業のスピードの差、オフプライスや二次流通の広がりなど、普段「なんとなく見ていた現象」が線でつながる感じがありました。 読んでいて一番しみたのは、業界がこれまで「買う瞬間」しか見てこなかったという指摘です。服を選ぶ前の迷いも、買った後の困りごとも、実は企業側がもっと寄り添える余地がある。その視点を持つだけで、自分の買い方も、仕事で服に関わるときの判断も変わる気がします。 ファッション業界にいる人はもちろん、「なんで最近の服ってこうなってるんだろう」と感じている人にも静かに刺さる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの27%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要





