
中小企業の「ストックビジネス」参入バイブル
小泉 雅史
クロスメディア・パブリッシング(インプレス) / 2019-03-01
この本について
仕事の売上が月ごとで安定しないとか、今の事業だけに頼り続けていいのか…みたいな不安って、頭のどこかにずっと残りませんか。僕も同じで、「結局どこから手をつければいいのか」がいつも曖昧なまま動けずにいました。 この本を読んで少し視界がひらけたのは、ストックビジネスといっても壮大な話ではなく、身近な企業がどうやって“継続利用される仕組み”を作ってきたかを具体的に分解してくれたところでした。マクドナルドの店舗数とブランドがストック性を生む、アマゾンが生活インフラになる理由、といった事例が自分の商売に置き換えやすくて、「ああ、こういう軸で考えればいいのか」と素直に腹落ちします。 もうひとつ刺さったのは、中小企業でも参入できる方法が段階別に語られていた点です。自社の既存事業を少しずつストック化するやり方もあれば、社外リソースを使ってFC投資やM&Aでショートカットする発想もある。人やノウハウが足りない会社ほど、システム化や外部委託をどう組み合わせるかが鍵になる、という説明は現実的で、読んでいて変なプレッシャーがありませんでした。 事業を一本足打法から抜け出したいけど、何をどう判断すればいいのか迷っている人には特に合うと思います。僕みたいに「結局、どんな構造なら継続収益になるのか」を知りたいタイプには、かなり手触りのある一冊でした。
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