
「やりたいこと」なんて、死ぬまで必要ない。その理由をぶっちゃけます!: 「やりたいこと」が見つからない大人のままでいい。
野村こころ
この本について
「やりたいことが見つからないまま大人になっちゃったな…」とか、「今のままじゃダメな気がする」と、理由もなく焦る日ってありますよね。僕も似たような感覚をずっと抱えていて、何か“正解の道”から外れているような気がして、無いものばかり探しては疲れていました。 この本が面白いのは、「不足感」に引っ張られている自分の思考をいったん止めてくれるところです。無いものじゃなく、すでにある事実に目を向けるだけで、「あれ、別に走り続けなくてもいいのかも」と肩の力が抜ける。すると不思議なくらい、勝手に小さな「やってみたい」が湧いてくる瞬間がある。無理に探そうとするより、何も背負っていない状態のほうがずっと自然なんだと気づきました。 もう一つ、この本が刺さるのは「他人の基準で生きようとしてしまうクセ」をそっと外してくれるところです。誰かの価値観に合わせる癖は、子どもの頃の教育の延長で、気付けば八十歳まで続いてしまう。でも、本当は何を良しとするかなんて自分で決めていい。そう言い切ってもらえるだけで、今いる場所にも価値があると思えるようになります。 「やりたいことがない自分にずっとモヤモヤしてきた人」に、かなり穏やかに効く一冊だと思います。焦らなくても大丈夫なんだと、本気で思える時間をくれます。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの29%が集中しています。
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