
ウケる人、スベる人の話し方
渡辺 龍太
PHP研究所 / 2019-01-22
この本について
人と話していて、「あれ、今ちょっとスベったかも…」という微妙な空気、けっこうありますよね。場を和ませたいだけなのに、逆に距離ができてしまう感じ。自分も長くそのモヤモヤを抱えていましたが、この本は“話し方を根本から変えろ”みたいな圧ではなく、聞き手とのつながりをどうつくるかを丁寧に教えてくれました。 読者が保存していた部分を見ても、「ネタよりヒト」という感覚や、スベった瞬間をそのまま言葉にして空気をリセットする発想など、対等な関係でやり取りするための視点が多く刺さっているように思います。面白い話を準備するよりも、聞き手の心の準備を整える“間”を作るとか、相手が言いかけた話題を潰さないとか、すごく地味なんですけど、実際にやると空気がやわらぐのがわかります。無理に笑わせにいくのではなく、「一緒に会話をつくる」ほうに意識を向けると、いつもの雑談でも余裕が生まれるんですよね。 芸人のテクニックを一般の会話に落とした本ではありますが、派手なノウハウよりも、関係性を壊さないための小さな工夫が中心なので、日常にすっと入ります。自分のペースで話す癖がある人や、雑談で空気が固まりがちな人には、特にしっくりくると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの37%が集中しています。
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