
おもろい話し方――芸人だけが知っているウケる会話の法則
芝山 大補
ダイヤモンド社 / 2022-05-31
この本について
人と話していて、「なんか自分だけ空回りしてない?」とか、「盛り上げようとして逆にしんどくなる」みたいな感覚って、わりと誰でもあると思います。僕も、人と雑談するだけで妙に力んでしまったり、相手の話にどう返せばいいのか迷うことがよくありました。 この本を読んで気づいたのは、おもしろい話って“才能”よりも、“返し方の視点”でけっこう変わるんだなということです。たとえば、ただ「面白かったです」と言うんじゃなく、「もう一回見に行きたくなりました」まで落とし込むだけで、相手の受け取り方が全然違う。失敗談の王道パターンや、相手の話からキーワードを拾ってつなげるコツも、実際に日常会話でそのまま使える感覚がありました。やたら盛り上げようとするより、むしろ“普通の話に少し角度をつける”ほうが自然だし、相手も話しやすくなるんですよね。 僕が特に助かったのは、「自分に合っていることだけやればいい」という温度感。芸人みたいに完璧にやろうとしなくていいし、テンションもキャラも無理に作らなくていい。相手を傷つけないツッコミの考え方や、日常の“違和感”を丁寧に拾う視点は、コミュ力というより“観察の癖”に近いので取り入れやすかったです。 「会話でよく気まずくなる」「うまく返せないまま終わりがち」という人には、とても静かに効く本だと思います。
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