
「おもしろい人」の会話の公式 気のきいた一言がパッと出てくる!
吉田 照幸 and 坂木 浩子
SBクリエイティブ / 2015-02-15
この本について
会話の場で、気を抜くとつい「自分の話をしなきゃ」と焦ってしまうことってありますよね。盛り上がってほしいのに、どこかぎこちなくて、終わったあとに「なんか違ったな…」とモヤモヤする日も多いと思います。僕も同じで、うまく話そうと気負うほど空回りしていたタイプです。 この本が面白いのは、「おもしろさはセンスより癖に近い」という視点をくれたところでした。たとえば相手の言葉にすぐ反応するんじゃなくて、一瞬だけ「待てよ」と立ち止まる癖をつける。これだけで言葉の質が変わるという話は、実際にやってみるとかなり実感があります。また、「盛り上がっているときこそ次の話題を考える」とか、「相手が喜んで話せるように、まずこちらから一つ差し出す」といった、派手じゃないけれど効き目のあるコツが多いのもありがたいです。無理にウケを取りに行かなくていい、という姿勢も肩の力が抜けます。 全体として、この本は「会話をうまくやる方法」というより、「相手と心地よくやり取りするための観察力の使い方」を教えてくれる感じです。自分の話を盛るより、相手の世界を引き出す方が結果的に場が明るくなる。そんな当たり前だけど忘れがちなことを、具体的な場面で思い出させてくれます。 とくに、「会話で無理しがちな人」に静かに効く一冊だと思います。
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