
PMBOK対応 童話でわかるプロジェクトマネジメント
飯田剛弘
秀和システム / 2022-11
この本について
「プロジェクトって、何から手をつければいいのか分からないまま走り出してしまう」。仕事でそんな場面が続くと、なんとなく毎回“同じところでつまずいている気がする”んですよね。スケジュールも役割分担も曖昧なまま始めて、後から必要な人が見つからないとか、思ったより作業が重なっていたとか。自分も何度もやらかしてきました。 この本が良いのは、難しい理論よりも「現場でどこが詰まりやすいか」をそのまま描いているところです。作業を細かく分けて、誰が何をいつまでにやるのかをはっきりさせる。できないことを言語化して、早めに助けを求める。前提条件を洗い出して、あとから“想定外”に振り回されないようにする。どれも当たり前なんですが、抜粋を読んだ方が保存している部分を見ると、実際にはここが曖昧になりがちなんだろうなと感じます。 読み進めると、「プロジェクトマネジメント=チームで成果を出すための地に足のついた技術」という位置づけが腑に落ちてきます。童話形式で読みやすいのに、WBSやクリティカルパスといった概念が“自分の仕事にどう関係するか”まで落とし込めるのがありがたいです。 チームで仕事をしているのに、なぜか毎回カオスになる人。もしくは自分の不明点や弱みを言えずに詰まってしまう人。そういう方には特に刺さると思います。自分の仕事の進め方を一度フラットに見直したい時に、ちょうどいい一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの33%が集中しています。
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