
改訂7版 PMプロジェクトマネジメント
中嶋秀隆
日本能率協会マネジメントセンター / 2022-03-25
この本について
プロジェクトに関わっていると、「結局どこから手をつければいいんだろう」「期限と品質とコスト、全部守れって無理では…」みたいなモヤモヤに何度もぶつかります。自分も同じで、場当たりで進めて後からしわ寄せが来ることばかりでした。 この本は、そういう“現場で迷っている人”向けに、プロジェクトを地に足つけて回すための考え方を整理してくれます。特に刺さったのは、作業を細かく分けてワーク・パッケージという粒度まで落とすと、クリティカルパスやフロートの意味が急にリアルになること。遅れるとどこに影響するのか、自分の担当がどの経路に乗っているのか、ようやく腹落ちしました。また、QCDのどれを優先するかを最初に決めないと、スポンサーの「全部大事」が現場を混乱させるという指摘も、身に覚えしかありません。 費用見積りの三つの方法や責任分担の考え方、エスカレーションの“どう伝えるか”まで書かれていて、単なるPMの用語集ではなく「仕事の進め方としてそのまま使える」内容になっていました。曖昧なまま走り出して後で苦しくなるタイプの人には、とても合うと思います。 プロジェクトを任されて不安な人、リーダー経験が浅くて手順の基準がほしい人には、特に刺さる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
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