
外資系コンサルが教える難題を解決する12ステップ プロジェクトリーダーの教科書
中鉢慎
かんき出版 / 2018-07
この本について
プロジェクトを任されるときって、「そもそも何から手をつければいいんだっけ…」みたいな不安がずっとつきまといませんか。目的はわかっているつもりでも、人も多くて利害もバラバラで、気づけば想定外の対応に追われている。自分も何度もこのパターンに陥ってきました。 この本は、そういう“モヤッとした始まり方”をしないための道筋をかなり具体的に示してくれます。特に、プロジェクト開始時点で「目標・時間・人員・手順」を言語化し切る重要性や、リスクを雑に扱わず、早い段階で洗い出しと合意形成までやり切る姿勢は、自分の現場感ともリンクして腹落ちしました。リーダーがただ旗を振るだけではなく、メンバーの不安や愚痴に耳を傾けることで全体像が見えてくる、という視点もかなり実践的です。実際、後半のトラブルを減らすのはここなんだよな、と。 さらに、クリティカルパスやRACI、WBSといったフレームワークも「何のために使うのか」が生活感のある説明で書かれていて、作業を細分化する理由や、責任境界を曖昧にしないことの意味がスッと入ってきます。派手なテクニックではなく、現場の“人の動き”を前提にした設計の話が中心なのがありがたいところです。 複数部署を巻き込むプロジェクトで「いつもカオスになる…」と感じている人に刺さる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの15%が集中しています。
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