
図解 これ以上やさしく書けない プロジェクトマネジメントのトリセツ (Panda Publishing)
西村克己
パンダ・パブリッシング / 2015-01-29
この本について
プロジェクトに関わっていると、「とりあえず走り出したけど、どこに向かっているのか分からない」「気づいたら手戻りだらけで、毎週同じ議論をしている」みたいな状態にハマることが多いと思います。自分も何度もやらかしてきたので、読者の方が引用していた箇所に共感しかありません。 この本が助けてくれたのは、プロジェクトを“勢い”ではなく“先読み”で進めるための視点でした。たとえば、WBSで作業を細かく分けると、曖昧にしていた前提条件や抜けていた作業が嫌でも見えてきます。また「オーナーは誰で、何を決める人なのか」を切り分ける考え方は、社内の利害で揉めがちな場面でかなり効きました。さらにフェーズごとにチームを組み替える発想は、長期案件でメンバーが疲弊しやすいときの現実的な打ち手になります。 プロジェクトは特別なものというより、前例のない仕事を扱うための“臨時の器”なんだと腑に落ちたのも大きかったです。走りながら考えると痛い目を見るタイプの仕事ほど、この本の内容がしっくりきます。 特に「気づけばモグラ叩きプロジェクトになっているけれど、何から立て直せばいいか分からない」という人には刺さるはずです。
読書インサイト
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。
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